フロントフォークのねじれを修正する(裏技公開)
峠走行で、左右の切れ込み方に差を感じたので、さっそく修正。おそらくバイク屋さんに観てもらっても問題ないよって言われる程度の微妙なズレだけど、気になり始めると走りに集中できないのよね。
ちょっとした立ちゴケとか、ストッパーにあたるように強くハンドルを切っただけでも微妙にバランスが狂うことがあるんで、原因は不明。
ハンドルを固定してタイヤを蹴っ飛ばすという荒業もあるけど、正確なセンター出しは至難の業ですね。あくまでも応急処置。
今回ご紹介する方法は、フロント周りの修正とはいっても我流の裏技的なもので、簡単ですよ。工具さえあれば10分程度で出来ちゃいますのでお試しアレ。
(1)事前準備、確認
・事前走行
現状をしっかりと体で覚えておきましょう。
・工具の準備
車載工具じゃぁちょっと辛いかな?
・フロントステムのボルトがしっかり締まっていること。
ここが緩んでいると悲惨なことになります。
(2)フロント周りのボルト・ナットを一旦緩める。
①トップブリッジセンター
②フォーク上部
③フロントフェンダー
④アクスルシャフト
を緩めます。軽く緩めるだけで外しません。
目的は、フロントフォークのほぼ中央にあるフロントステムだけでフォークを支える状態にすることです。
(3)ゆがみを取る。
①車体を直立させて、ハンドルを左右に細かく動かします。
②フロントブレーキをかけた状態で、フロントサスペンションを何度かグイグイと縮めます。
ポイントは必要以上に力をかけないこと。あくまでもガタやゆがみを取るのが目的ですので。
人間で言えば整体みたいなもんです。
(4)フロント周りのボルト・ナットを締める。
(2)の逆手順です。
締め忘れの無いように。
(5)これで完成!
・試走行して違いを体感しましょう。
・工具は磨いた後、きちんと片付けましょう。
注意してね
・フロントステムのボルトを緩めると、車体が下に落ちて悲惨な状況になります。
・フォークの締め付けは、正確なトルク管理が必要です。特に倒立フォークはね。トルクレンチを使うか、自信がなければプロに任せましょう。オイラの家にくればタダでやってあげますよ。
・オイラの我流なので、この方法でアナタやアナタのバイクに損害が生じたとしても責任とれませんので、そこんとこヨロシク!
・フロントフォークの角度が寝ているバイク(アメリカン等)とかだと違いが分からないかも?
・ステアリングダンパーが付いているバイクは、取り外しておいた方がいいと思う。多分。
で、お願い
もっと簡単でいい方法があったら教えてクレヨン。
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