2012タマダカップRd.2レポ 遅ればせながら、レースを振り返ってみたいと思いまする。今回はマシンのセッティングを大きく変えてみた。 | かねごんのつれづれ日記 | バイク、お仕事、日常生活について、そこはかとなく語るBLOG(ブログ)です。 | YZF-R1をこよなく愛するかねごんのYZF-R1日記
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一念発起して中小企業診断士になりましたw

2012タマダカップRd.2レポ

2012/06/06 10:50:27  バイク
遅ればせながら、レースを振り返ってみたいと思いまする。

今回はマシンのセッティングを大きく変えてみた。

まずは足廻り。
サスをがちがちに固めておいて、遠心力でタイヤをつぶすこれまでのセッティングから、
サスをできるだけ動かしてタイヤの表面グリップに頼らない方向に変更。
ベストのLAPタイムが若干落ちたとしても、夏場の耐久レースならこっちの方が有利じゃないかと。
 
それとファイナル。
立ち上がりでSPに多少なりともついて行けるように加速重視で。

さて、この変更が吉と出るか、凶と出るか。
 
まずは午前中の練習走行とオプション走行。
ヤピロッシと交代しながらリアサスを中心にセッティングを確かめる。
うん、あらかじめ設定していたイニシャルはいい感じなので減衰を煮詰める事にする。
1回転前後に振り、それぞれ試走。方向性を確かめ今度は半回転刻みに。
45度刻みまで追い込んで、これでドンピシャ!二人の意見も一致した。

おっしゃ、これで行ってみるか。
 
 
ちょこっと全開走行してみるが、足回りはこれ史上最高にいいんじゃないか?っつーくらいの仕上がり感。

ファイナルについてはエンブレの制御にちょっと戸惑うものの、慣れれば何とかなりそう。決勝の走行中には乗り方を修復できるだろうという感じ。
立ち上がりが力強くなったので直線で大きく離されることもなさそうだ。

こ れ は ちょっと、自己ベスト狙ってみてもいいですかw
というわけでクリアラップを待ってアタック開始!

勢いついてS字の右で思い切りゼブラにかぶせてみたら、
 
 
ギギャギャギャッ!

グオンッ!

右のステップとレバーが接地しすぎてハイサイド食らいそうになってもうたw
そうじゃ、サスが前より良く沈むのすっかり忘れとったw

というわけで心が軽く折れたのでタイムアタックも走行も終了。
はい、あとは本番。
 
予選はなんだかんだグダグダ感もありながら4位で通過。まぁこんなもんじゃろ。
とにかく決勝で勝負よ。

そしていよいよきました、2時間耐久の決勝スタート。

スタートが得意なヤピロッシのことじゃけん、ひょっとしたらホールショット奪っちゃったりしてw
なんて淡い期待しておりましたら、
 
あれ?
 
あれれ???
 
なんでならwwwwwwwwwwwwwwwwww
エンジンがなかなか始動せずにほぼ最下位スタートにwwwwwwwwwww

ガーン(泣)

まぁこれから頑張るけんええんよ。追い上げる楽しみもあるしね。
 
ヤピロッシが順調にラップを重ね、ライダー交代の予定時間になるころには総合3位、クラス1位。クラス2位とは1ラップ差。
なにせSPのトップが速すぎてとても総合優勝は狙えそうもない感じなんでクラス優勝を盤石なものにすることにする。
目標は2位のチームと3ラップ差をつける。これだけあれば絶対大丈夫じゃろ。
 
ライダーチェンジの時にタイヤをチラ見。あり?驚くほどキレイ。全然摩耗してない。
ヤピロッシからも『全然問題ないっス』との言葉が。
マジか?なんで?
レース前半でヤピロッシがタイヤを使い切って、ワシが涙目走行を強いられるというのがいつものパターンなのに?
これはひょっとして、

足廻り神セッティングきたか?

 
 
実際走りだしてみるとヘタレ感は全くない。コースイン1周目からガンガン行くことにする。
早めの速度で侵入しながらのブレーキングでフロントが逃げながらリアが浮いて振られる状態になるが、接地感があるので全然怖くない。むしろまだいける。
3周ほど走って、エンブレ逃がしの制御にも慣れてきて、加速時のシフトタイミングもつかめてきた。

よっしゃ、もう一回自己ベストに挑戦してみっかw
 
でクリアラップをひたすら待つも、走行台数が多すぎてクリアラップが全く取れない。
無理にタイムを出そうとするとリズムが崩れて、バックマーカーに引っかかってしまい抜きあずり、さらにリズムが狂うという悪循環の繰り返しになりそうな感じ。

ここは大人の判断で、ラップタイムを伸ばすことよりも、バックマーカーをうまく処理してタイムロスを減らす方向に作戦変更。

全てのコーナーでワシなりのレコードラインよりもコンパクトなラインに修正してみる。
数周走りながらタイムを確認、さほどタイムは落ちていない。
よし、これで行こう!
 
走り方を変えてみると、驚くほど簡単にバックマーカーを処理できる。
しかも全てのコーナーで。
とはいえ調子こいて力み過ぎたか、さすがに疲れてきた。左足がぴくぴくするw
そろそろライダーチェンジするか。

ピットにサイン送って、あと3周走ってライダー交代。あと3周もきっちり手を抜かず行くよ。

と思っていたら、S字の突っ込みで左足首けいれんキター!
左の足首が伸びたまま戻らないっすw
でもすぐに右の切り返しが迫って来とるしw
 
これはやばいw


でも右に曲がらざるをえないので、左足はつま先立ち状態のまま右ひざを出してなんとかコーナーをクリア。
このときのワシのフォーム、がに股バレリーナと名付けよう。
なんにせよ近くにカメラマンがいないのが幸いだった。

し か し、ここで大きな問題に気付く。
シフトチェンジできないw
てか、
それよりも変形コマネチを写真に撮られることは避けなければ(爆)
 
バックストレートで左拳でおもいくそ膝をぶったたいてみた。
ガコン!
奇跡的に足首戻ったw
てか膝イタイw

よし、これであと2周。
左ハングオンはできんが、ワシの得意技、気合い抜けのリーンウィズ走法で走りきるで。

ちなみに、そのころカメラマンのバタやんは、
 
クッソええなぁ。役得ってかw
 
そんなことはつゆ知らずひたすら走るワシ。1コーナー進入にて。
スクーターのインにうまく飛び込み、一気に抜きさるで!と思った瞬間、

右手けいれんw


スロットル戻せませんw


これはさらにやばいw


なんとか肘をあげてアクセルを戻しつつ、リアブレーキで速度を殺してコースアウトは免れたものの、さすがにもうダメっすわ。
握ったら最後、完全ロックしてしまう右手はあきらめて、手のひらでスロットルをコントロールしながらヨタヨタとピットイン。

予定よりも1周早くピットインしてしまったのでヤピロッシはまだグローブ装着中w
タイムロスしてしもうたね。めんごめんご。許してw
 
ヤピロッシにサインボードを出す、ピットクルーのドクターERROR。
ピットクルーもある意味耐久ですわ。

そのころ、バタやんは、
 
 
 
バタヤンの写真撮影のことはいざ知らず、レースは進む。
決して疲れない男、つーか疲労を感じる神経が麻痺していると思われる男、ヤピロッシの走りでなんとかクラス2位のチームとの差を3周に持ち込むことに成功。
よっしゃ、あとはワシの気合い抜けリーンウィズ走法にまかしとけw
 
 
見よ、前半の写真との違いを!
同じ日、同じマシン、同じライダー、同じコーナーとは到底思えない。
やる気のカケラもないとはこのことだ。
それでも一応バックマーカーを抜き続けるよ。一応ね。
 
残り10分。
S字の左進入で73番さんのインに飛び込む。よっしゃ、うまくかわせた。
と思ったら無理しすぎたかフロントが完全にロック。アウトにはらむ。
73番さんがうまく避けてくれたおかげで、カウルが接触しながらもなんとか2台ともコースアウトを免れることができた。
いやぁ、73番さん、ホンマすいませんでした。ごめんなさい。
それとうまく避けてくれてありがとうございました。
 
ライダーはチェンジするが、ピットクルーはチェンジしない。
こちらも疲れない男、ドクターERROR。
朝方と比べると明らかにガングロに変化したように思えるのは気のせいだろうか?

そして本日最も疲れなかった男、バタヤンはそのころ、
 
胸を狙いすぎではないでしょうかw
 
残り数分。
41番さんに追いつき、すかさずパスする。
 
 
そのまま走行するも後ろから突かれている感が半端ない。これはまた絶対来るな!
と思っていたらやっぱりね。来ました来ました。
外周ではパワーの差があり過ぎて太刀打ちできないが、内周で充分追いつける。
さてどこでもう一回仕掛けるか?と考えつつ走行するも、また左足がピクピクし始めた。
サボることに関しては決断が早いワシ、ここは無理をせずに、ゴールまで41番さんに引っ張ってもらう作戦に変更。
そのまま周回を重ねる。
 
そろそろ2時間たつだろうになかなかチェッカを振ってくれないオフィシャルに若干イライラしながらもなんとかクラス1位でゴール。

あーまじ疲れた。
 
すぐに疲れる男、かねごん。予想通り本日最も疲れた男に認定。
 

最後に

当日写真を撮影された皆様方にお願いがございます。
万が一、
かねごんががに股バレリーナ走行をしているお写真、
あるいは、
バックストレートで無意味に拳を振り上げている写真がお手元にございましたら、
心静かに、
データ消去をお願いいたします。
いやマジでw

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