タマダカップ第3戦レポ
今回のレースは、一度は出場を断念したレース。
こうなったらダメ元じゃ。クラスの順位は気にせず、総合優勝だけを狙うで。
周りにも宣言した。もう後には引けんな。
おっしゃ。もう勝つしかない。
そこでやっておかねばならないことがある。
きれいな本番用のカウルを、ボロい練習用のカウルに交換しておかねばw
もうコケる気満々じゃけん!
ずっこけてリタイヤするか、総合優勝するかの二択の覚悟でいったるわ。
ヤピロッシいわく、
『大丈夫っすよ、コケないように走れば。』
って、お前、
過去に何度その言葉に裏切られたことか。
もうワシは騙されんけんねw
今日はボロカウルで行くよ。
ボロカウルなら傷ついても平気なんじゃwwwwwなんちってw
公式練習、オプション走行
午前中はお古のタイヤで足回りのセッティングに専念することにする。
まずはヤピロッシ走る。
そこそこいいけどいまいちっぽい感じ。リアの減衰を調整して様子を見ることにする。
ワシ走る。
なんかもう曲がる気ナッシングでコケル気ビンビンモードじゃね、これ。
セッティングとかいう以前の問題っぽいな。
これ以上無理して走っても得るものは無いと判断して走行終了。
おもむろにタイヤを新品に交換する。
そういえばこの中古タイヤ、よく考えてみたら6月のシリーズ戦の決勝と、8月のバイク祭で一日中使い倒したタイヤじゃね。
そりゃダメだわw
早く気付けっつー話よ。
貴重な午前中の走行を無駄にしてしまったが仕方ない。
予選とTOP5トライアルの間で微調整して何とかすることにする。
てか、現状ではTOP5トライアルに出場できるのかすら怪しいぞw
不安を抱えたまま予選に突入
全くタイムの出ないヤピロッシ。様子を探っているのか?出そうにもタイムが出ないのか?
タイムが出ないのだとしたらこれはやばいぞ。もうセッティングをやり直す時間は無い。
なんて思っていたらチェッカーフラッグが出されたラストLAPで42秒台に入れてきた。
予選の順位のことよりも、ほぼ現状セッティングで走れるということが分かったほうが収穫が大きいな。
よし、これで行ける!
TOP5トライアルも無難にまとめ、セカンドグリッドで決勝を迎える。
そして決勝
これまでのタイムをみる限り、ライバルはSPの34番さんと、スクーターの18番さんだな。
スタートでヤピロッシと34番さんが競り合うもパワー負け、34番さんになんとか食らいついて同一周回でLAPを重ねる。
そして予想通り、18番さんも同一周回で3番手につけてきた。
激しい三つ巴になるのは間違いない。前半は無理せず最後のスパート勝負にかけることにする。
18番さんがピットイン。ライダー交代の際にマシンをチェックしている。トラブルか?
少なくとも1周分はロスしたようだ。これで当面は34番さんとの戦いになりそう。
続いて34番さんがピットインしライダー交代。
直後にこちらもライダー交代しワシがコースインする。
コースインした時にはこちらがTOPになったようだ。
これからの走行、ワシの役目は2つ。
TOPを死守すること。
タイヤを温存してヤピロッシに渡すこと。
1コーナー奥の電光掲示板を見るが今日は逆光で文字が読めない。
こうなるとPITからのサインが頼りだ。
気になる足回りのセットは悪くない。
サスがよく動いてよく曲がる。気になるのは、フルバンク時に車体が比較的沈み気味なのでステップが接地しまくることだ。
縁石に乗り上げるほど無理すると吹っ飛びかねないので、IN側に若干の余裕を持たせたラインに修正する。
しかし、今日はリアがよくスライドする。スライドといっても接地感はあるし、いきなり抜けてしまう感じはしないので気にせずそのまま行くことにする。
慣れてくるとちょいドリフトが楽しくなってきたぞw
調子に乗っていると、なんとなく左の挙動が大きくなってきた。
あ、やばい。
このままではタイヤを使い切ってしまいそうなので、左では無理せずに右コーナーはこれまで以上に頑張る方針に切り替える。
要するに、外周は無理できない。その代わり内周は頑張る。みたいな感じで。
途中18番さんに抜かれるがまだ周回差がある筈なので無理はしない。
そのまま何とかTOPを守り切り、ヤピロッシにチェンジ。
最後のスティント
ヤピロッシがコースインした時に、2位に転落していた。
あり、18番さん、そこまで追い上げて来ていたのか。油断しとったわ。
ヤピロッシ頑張って追い上げ、一度パスしてTOPに立つも、立ち上がりでぶっちぎられまた離される。
追い上げても離される。
以下リピート
・・・
激しいTOP争いを繰り広げてかれこれ30分、結末はいきなりやってきた。
TOPを走行中の18番さんが他車と接触し転倒。走れそうだがダメージは大きそうだ。
18番さんのライダーは、かれこれ1時間以上続けて走行していたと思う。TOP争い中だから予定していたライダー交代ができなかったのだろう。
敵ながら恐るべしタフさに敬服。
これで後の展開は楽になった。
筈だったのだが・・・
そうは楽に勝たしてくれんわな。
やっぱり来ました、34番さん。
そりゃそうだ、当然来るわな。優勝を狙う同士。
ビンビンに追い上げてくる34番さん、
PITからのUPサインを見てヤピロッシも落としかけたペースを再び上げる!
残り時間は僅か数分。
結局はなんとか最後まで逃げ切り、無事TOPでゴール!
よくやった、ヤピロッシ。ほめてつかわすw
ということがありまして、本当に苦しい戦いでした。
PITからの正確な情報と、ヤピロッシの体力無くしては勝てなかったレースじゃったね。
そんじゃ、ワシ、いっちょ、祝勝会でこれから弾けてくるわwwwwwwww
じゃぁのw
コメント
ばれちゃったwwwwwwwwwwww
よくぞお気づきでwwwwwwwwww
御見それwwwwwwwwwwwwww