里親募集終了の続報
フミちゃんが我が家に来た時からずっと気になっていたことが2つありました。
正確に言うと、最初から答えはわかっていました。
でも事実を受け入れたくないという気持ちと、
はっきりと断定する根拠がないという状況、
そして何よりもワシ自身の心の弱さが原因で、
これまで問題から目を逸らしていました。
里親希望のお申し出をいただいたことがきっかけで、
ありのままをお話しするべきだと思い、改めて冷静に現状を判断してみました。
最初に気になっていたこと。
なぜ生後2か月弱の時期に捨てられたか?
どうして捨てられたと断定できるかというと、
・毛艶や健康状態の良さ
・ダニや回虫が見当たらなかった
・拾われた直後から手の平で眠るほど人馴れしていた
・トイレのしつけができていた
・食事に対してがっつき感がなかった
・夜泣きもなく人間の生活リズムに慣れていた
明らかに拾われる直前まで人間と生活し、適切に育てられていたはずです。
ならば、
どうして手のかかる授乳期ではなく手がかからなくなってきた離乳後に、
そろそろ情が移るであろう時期に、捨てられたのか?
たまたま脱走してしまった可能性や、はぐれてしまった可能性もあり、捨てられたと断定はできませんが、
次の疑問点にも関連してきます。
二つ目に気になっていたこと。
一目ではわからない障害を持っているのではないか?
フミちゃんとしばらく生活してみて気付いたことが何点かありました。
・爆睡中に呼びかけた時の反応の仕方
・猫や人が近づいた時の反応の仕方
・普段の耳の動き
疑問点を解決する答え
フミちゃんは耳が聴こえません。
間違いありません。
同じく耳が聴こえないトシヲを赤ちゃんの時から見てきていたのでわかります。
一匹だけだと耳が聴こえないことに気付きにくいのですが、
兄弟と一緒に生活をしていると、一匹だけ反応が遅いので気付きやすくなります。
捨てたやつがわかるのならば、
今からすぐにでも助走をつけてブン殴りに行きたい。
いや、
フミちゃんと出会うきっかけを作ってくれたことに感謝すべきか?
現在何件か里親希望のお申し出をいただいておりますが、
フミちゃんの耳が聴こえないことをお伝えしたうえでご回答をお待ちしている状況です。
実は、
もう我が家では家族会議も終わって受け入れ態勢万全なんですけれどね(笑)
先輩トシヲ君も生まれつき耳が聴こえないけど不自由なく生活できているから大丈夫だよ。
この記事にコメントする