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過去の愛車達|サーキット編
サーキットで走っていた頃のロードレーサー達です。
HONDA RS125(87)
程度の良い1年落ちモデルを中古で入手。
スポークホイールなのでタイヤはチューブレスではなく、タイヤ交換がわずらわしかった。
パワーバルブ(HONDAでいえばRCバルブ)が付いていない年式で、恐ろしくピーキーなエンジンだった。0発進時には、クラッチが焼けるんじゃないかと思うほどの激しい半クラ操作が必要。
キャブセッティングもシビアで気温がちょっと変わるとジェットを変えないとまともに走らないわがままマシン。
見た目は原チャリっぽい貧弱な感じだが、サーキットではノーマル市販車の2st250ccでは全く歯が立たないほどのポテンシャルをもっている。原付スクーター並みの軽さが最大の武器。
最新型に対抗しようとしてシリンダーを削りすぎ、不本意な形でアボーン。
YAMAHA TZR250(90)SP-F3仕様
限定車を発売数ヶ月前から予約して購入。RC-SUGOのF3キットを注文するが一般ルートでは入手できず、入手できたSPキットを組み込み、スリックタイヤを履かせてF3仕様とした。バイトを掛け持ちして多い日は1日20時間働いた稼ぎを全てパーツ代につぎ込んだ。シリンダーのポート研磨や、ヘッドを削って圧縮比をあげたりと涙ぐましい努力もありようやく完成した。
それでもベースがSPキットの悲しさで、1年遅れのNSR-RKにも直線では軽くちぎられた。2年遅れのNSR-RKとほぼ同等くらいだったかな?
エビスサーキット最終コーナー YAMAHA TZR250(90)SP-F3仕様
最終コーナー後のメインストレートが最大14%の上りのため、最終コーナーをNSR勢より高速で脱出しないと嫌になるくらい引き離されてしまうので、いつも無理していた。前車のNSRと走行ラインもバンク角も違うのが写真からも分かる。練習走行中にハイサイドを食らって吹っ飛び、両足首ボッキリ。TZRは縦に何回転も転がって、最後はレッドフラッグが間に合わず突っ込んできたRS125が魚雷のように突き刺さってアボーン。部品取りにすらならない状態だった。これでロードレースを引退。命があったのと、入院している間に会社を首にならなかっただけでも良かった。