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過去の愛車達|ビッグバイク編
限定解除後に乗り継いできた、ビッグバイク達です。とはいっても、YZF-R1以外では初期型XJR1200のみなので、事実上XJR1200のインプレッションコーナーです。
YAMAHA XJR1200(初期型)
新車で購入。リアタイヤのサイズを変更した以外はノーマル。
2004年11月に九州ツーリング中にコケてメーター周りを大破。経年劣化でオイル上がりが激しくなり、リアサスも抜けてヘロヘロになっていたこともあり、潮時と判断。結局10年近く乗った。後にも先にも、1台のバイクにこれほど長く、乗り続けることは無いように思う。
お金の使い道に困るくらい余裕があったら、R1ともう一台またXJRを買いたい。
XJR1200インプレッション|走行性能
ブットイ外見に似合わず、軽い荷重移動で向きが変わる軽快さをもっており、走り出してしまえばさほど重さを感じることは無かった。
バンクさせるとすぐにステップ先のバンクセンサーが接地するので、突起部分をサンダーで削り落としてしまったのだが、結局はマフラーやステップが接地してしまった。
バンク角でなく荷重で向きを変える乗り方に変えてからはあまりガリガリしなくなったような気がする。
峠では、最新のスーパースポーツにはさすがに後塵を拝するものの、同年代のスポーツバイクにならば乗り方次第で充分対抗できるポテンシャルを持っていた。パワーバンドが広く、特性がなだらかなのでガンガン開けていけるのが強み。ただし、エンジンの熱ダレとブレーキが効かなくなることには気をつけないといけない。
XJR1200インプレッション|エンジン
絶対的なパワーは物足りない感じもするが、空冷独特のちょっとダルイ感じとか高回転ではそれなりに回る感じとか面白いエンジンだと思う。音もイイ!未だに街中でXJRの排気音を耳にすると、目で追ってしまう。
夏場は暑くてたまらなかった。1200ccの石油ストーブを股下にはさんでいるようなものなので。ノーマルのオイルクーラーでは冷却能力が明らかに不足していた。
XJR1200インプレッション|足回り
ストロークが長く、柔らか目のサスは良かった。乗り心地もコーナーリングも両立できるバランスのいい仕上がりだと思う。
XJRに乗っていた当時はあまり意識しなかったが、R1に乗り始めて、走行性能と乗り心地の両立は難しいものだと認識させられた。
リアのヤマリンズは定評どおりすぐに抜けてしまう根性なしだった。